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終戦の混乱が治まらない1946年(昭和21年)、あらゆる物資が非常に不足している時代に紙もまた例外ではありませんでした。当時は日々の食料にも事欠く時代でしたが、そんな中にありながらも情報や知識を求める要望が市井の間で徐々に広がり始めていた時期でもあります。 そんな時代、情報の伝達を担う媒体といえば殆どが紙であったため、紙の流通が滞るということは情報の流通が滞ることにもなってしまいます。その意味においても当時紙は非常に重要な役割を担っていました。そのような時代に紙の流通を円滑にすることを目指して設立したのが、現在の「中野紙商事株式会社」の前進である「中野商店」です。 以来60余年の歳月が経過した現在、社会環境の変化と共に紙の流通経路も多種多様となり、今ではむしろ過剰気味の供給体制の時代とも言えます。そんな時代でありながらも多くの企業様に安心して取引を頂けるのは、歴史と共に築き上げてきた「信頼」によるものだと信じています。 私達はこれからも紙の流通を託された専門商社として、新たな時代を担う紙の役割を見つめながらお届けしてゆきます。
現在紙は、情報伝達の媒体としては勿論のことですが、私たちの生活に密着した様々な用途に渡って活用されています。
過去には、環境を破壊しているとして「環境破壊型産業」とまで言われた製紙業界、更には自然破壊の代名詞のように言われた「紙」でしたが、技術の発達により現在ではむしろ環境保全に積極的として認知されるようになってきました。 更には紙から生み出される製品、例えば紙器パッケージ等は石油系パッケージに変わるエコロジーな製品として需要が拡大しています。またデザインの現場では「紙」特有の趣を生かした紙器製品に注目があつまり、ユニークな作品を数多く見かける機会が増えています。 私達中野紙商事株式会社では各種洋紙の取扱は勿論ですが、無限の可能性を秘めた紙器製品(パッケージ)等に使用される「板紙」や「段ボール」等も積極的に扱うことで、環境に優しい素材としての紙の更なる普及を目指しております。
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